#12 マイクロフォンについて② [マイクロフォン]

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大島です。
先週、田中先生から出された課題、「マイクロフォンについて」をその概要から述べさせて頂きます。(提出が遅くなりまして申し訳ありません。)

スタジオで使用するマイクには主にコンデンサーマイクロフォンとダイナミックマイクロフォンがあり、この二種類が主流をしめています。まずはコンデンサーマイクについて述べてみたいと思います。コンデンサーマイクにはFETを使用した物と真空管を使用した物があります。これらは振動板を含む二枚の金属板を平行に並べ、この2つを近接させる事でコンデンサーになることから、コンデンサーマイクと呼ばれます。金属板の片方は金属を貼付けたプラスチックフィルムや、金属の薄い膜などの振動板(ダイヤフラム) で構成されています。電圧をかけた振動板が振動する事で電極間の距離が変わり、静電容量の変化が発生します。この変化を電気信号として取り出す事で音を電気信号に変えているようです。このことからコンデンサーマイクは直流電源を供給しないと動作しません。電池などで動作するものもあるようですが、多くの場合、ミキサーやマイクプリアンプからファンタム電源という48Vの電源をマイクに供給する事で動作させています。コンデンサーマイクは湿度に弱いので、スタジオでは必ずデシケーターという湿度を一定に保つ保存用ケースに収納しておきます。マイク自体も衝撃に弱いため、慎重に扱う必要があります。





 ダイナミックマイクにはムービングコイル型とベロシティ型の物があります。
ムービングコイル型はコイルを磁石のそばで音によって振動させ、磁界内でコイルが動くことにより磁束を変化させて、コイルに起電力を発生させる電磁誘導という原理を利用したマイクです。構造はコンデンサーマイクに比べて簡単で、電源不要、衝撃や湿度にも強く、しかも軽いという扱いやすいマイクですので、特にライブやステージなどで使われているようです。





これに対してベロシティマイクはムービングコイル型のコイルの変わりに非常に薄い金属膜を使用しているため風圧に弱く、非常にデリケートで、コンデンサーマイク同様に扱いには非常に注意が必要だそうです。

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田中です。
もう少し具体的に用途などを調べてみなさい。