#15 ダイナミックマイク [マイクロフォン]

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大島です。 今回はレコーディングでよく使われるダイナミックマイクを僕なりに調べてみました。
ムービングコイルタイプのマイクの代表的なメーカーにはSHUREがあり、その中でもSM58SM57は広く知れ渡っているマイクです。SM58は単一指向性の鋭い指向性を持ったマイクで、主にボーカル録音やライブ時のボーカル用に使用される事が多いマイクです。音源から離れた位置に置くと低域が不足する事がありますが、これは近接効果による低域上昇を考慮して、あらかじめ低域がカットされた周波数特性に設計されていることによるものだそうです。SM57も単一指向性のマイクでSM58と似た構造を持っています。ギターアンプやハイハット、スネアなどに使われる事が多くボーカルなどでも良く使われます。その他でもBETA57BETA58もオールマイティに使用できる物として所有しているスタジオは多いようです。
- audio-technicaのATM25。このマイクは単一指向性の中でも特に指向性の鋭いハイパーカーディオイド(鋭指向性)という特性をもち、大音量の近接集音用マイクです。そのためバスドラとの相性がよく、その他タムやコンガなどで使われる事が多い様です。
- Electro-VoiceのRE20。このマイクは大型のダイアフラムを使用したマイクで中域に独特の質感があるマイクです。ドラムやボーカル、ベースアンプなどに使用される事の多いマイクだそうです。
- SENNHEISERのMD421。このマイクは低域楽器によく使われ、バスドラやタム、ベースアンプなどに使われる事が多いマイクのようです。
 次にリボンマイクの機種についても調べてみました。最も有名な機種ではビンテージマイクでもある、RCA-77DXが上げられるでしょう。このマイクは1940年代に生産された物で、古い機種でもある為、個体差が激しい機種のようです。音色はやや高域の落ちた、優しい音色が出るそうです。
- COLESの4038もまた1950年代から現在まで生産が続けられている歴史のあるマイクで多くの音楽録音の現場で使われる様です。音楽録音の現場ではリボンマイクに比べるとコンデンサータイプとムービングコイルタイプのほうが圧倒的に出番は多く、リボンマイクの出番は決して多く無いそうです。しかし近年、その音色が見直され、ROYERやBEYERなどを中心に多くのモデルが生産され使われる機会が増えて来ているようです。エンジニアの方がどのような場面で、リボンマイクを使用するのか非常に興味があります。
以上、ダイアミックマイクロフォンについてでした。